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「カウントは目安」カウントと沈下速度の関係

zohara0407
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前回の記事でアジングにおけるカウントは「一定のリズムであればいい」ということを述べさせて頂きました。

もちろん、その事実は変わりません。

今回はそのカウントについて、もう少し掘り下げたところの「カウントとジグの沈速度」について話していきます。

カウントは「目安」でしかない

アジングの基本となる「カウント」ですが、そのカウントと実際の沈下距離については比例していません。

例えば水深10mのポイントがあったとします。そこに1gのジグヘッドとキャストしてカウントをとっていきます。その時に「5~10カウント間」で1m沈んだとします。では、同じ5カウント分の「25~30カウント間」でも沈むのは同じ1mでしょうか?

答えは違います。

このことについては何となく感覚でも分かると思います。

特に強風の中アジングをしたことのある人は、何カウント沈めても全然沈まないという経験がありませんか?

カウントをとっている間のジグヘッドは一定の速度で沈んではいない。

この要因について考えながらアジングをすると、さらに楽しくなるかもしれません!

なぜ深くなるほど沈下速度は落ちるのか?

では、さっそく本題に入ります。

物理的な要因は主に「水圧」と「ライン抵抗」にあります。

水圧による密度の変化

水深が深くなるにつれ、水圧は増していきます。わずかな差ではありますが、水密度やラインにかかる抵抗が増え、ジグの自由な落下を妨げます。このことにより、ジグは水深が深くなるにつれて沈下速度が遅くなります。

*イメージ図

ラインの「ふけ」と摩擦抵抗

深場へジグを送り込むほど、水中にあるラインの総量が増えます。このライン自体が受ける水の抵抗(表面張力や潮流の押し)がブレーキとなり、ジグの沈下速度をジワジワと遅らせます。さらにラインは海中だけではなく、空中にも存在しているため風の力によってラインが抵抗を受けてしまいます。風の強さによっては海中のラインを押し上げてしまうため、沈むどころかジグが浮いてしまうことがあります。

*イメージ図

<例>

カウント1~10までは1秒に50cm沈んでたとしても、カウント30を超えると1秒に30cmしか沈んでない、といった「沈下速度の減速」が起きてしまいます。

ジグヘッドとワームの組み合わせによる変化

ジグヘッドやワームの「形状や素材」によっても沈下速度に影響が出ます。

①ジグヘッドの形状と素材

・ラウンド型なのか矢尻型なのか。

・同じ重さでも鉛とタングステンでは体積が変わるため、ジグの受ける抵抗が変わる。

②ワームの形状と素材

・ワームの大きさ、形状やリブの有無などにより、ワームが受ける抵抗が変わる。

・ワームの素材によって浮きやすさ、沈みやすさが変わる。

実践ではどう活かすか?

まず前提として私が「カウント」について、実践でアングラーが行うべきことは「アングラー側の影響で変化するカウント時の状態を可能な限り同じ状態にする」ことだと考えています。

少しややこしい表現となってしまいましたが、要するに毎回同じキャストをして同じカウントの取り方をする。その精度を高めていくことが大切だと考えています。

例えば毎回同じ位置にキャストする。ラインの放出速度を同じにする。カウントの速度を同じにするなど。全く同じことをする精度を高めていくことで、同じカウントで同じレンジを探ることができるようになります。

次に周囲の状況に対応した調整をしていくことも必要だと考えています。

さっきのキャストは無風だったけれど、今は少し風が吹いているならその分を考慮する。風や潮流の影響を少しでも受けないためにラインは細くするなど。

ただし、周囲の状況については自然相手なところもあるので、毎キャスト同じ条件は正直難しいと思います。なので基本はアングラー側の精度を高めることが現実的だと思います。

これらのことや沈下速度の変化を踏まえたうえで、実際に私がどのようなことに気を付けてアジングをしているのかをいくつかお伝えします。

カウント終了はラインが張った瞬間に統一する

着水と同時にカウントを開始することは問題なくできると思います。しかし、カウント終了時は意外と人によって違うことがあります。

例えば、フリーフォールで沈めていき、ベールを起こした瞬間をカウント終了にするなど。

それでは、ベールを起こした後もラインにたるみがあれば、ジグはどんどん沈んでしまいます。そして、毎回ベールを起こした時のラインの放出量に違いが出れば、たるみを取るまでの時間に違いがでしまうためジグの沈下距離は変わってしまいます。

なので、私はカウント終了時は糸フケを取り、ラインが張った瞬間に統一するようにしています。

ラインは必要以上に太くしない

ラインは空中から水中まで合わせると、放出されている長さはかなりのものになります。必要以上に太くしてしまうと風や潮流の影響を受けやすくなり、探りにくくなります。

何度か通っているポイントであれば、そこで釣れるアジのサイズや外道などが分かると思います。そのポイントで十分通用する細さに設定します。

*私の場合、ホームでのメインラインはエステル0.25号、リーダーはフロロ0.6号を使用

リールを2個以上持っていくのであれば、ラインの号数を変えたものを準備するのもありです。

ラインメンディングの徹底

ライン抵抗を最小限にするために、余計な糸フケを出さないように気を付けます。キャスト時のフェザーリングを行う。フォール中のライン放出は少しずつ行うなどを気を付けています。

表層は早めに、低層はゆっくりフォール時間をとる

表層や浅場を探るときはフォール時間を短くしてジグが沈みすぎないように気を付けています。

深場を攻めているときにリフト&フォールを行う際は、沈下速度が遅くなることを考慮して、フォールを長めに取るようにしています。

次のリフトまでの時間が短いことで、ジグがどんどん浮いてきてしまい一定以上の深さを探れない可能性が出てきます。

回収時の巻取り回数を確認する

手前まで探り終わって回収する際に、何巻きで海面に出たかを確認するようにしています。

使っているリールの1巻き当たりの距離を覚えておけば、実際にどのくらいの水深まで沈んでいたかを把握できます。何カウント以降は同じ巻取り数だった場合は、手前に来るまでに着底しているのか、または今の重さではボトムまで沈まないのかを考えることができます。

状況に合わせてジグやワームをローテーションする

風が強くて沈まない時などは、迷わずジグヘッドの重さを調整する。ジグヘッドの重さは変えずにスローに誘いたいときは、ワームを抵抗の受けやすいものに変更するなどしています。

まとめ

アジングにおけるカウントはその人がレンジを探るための単なる目安に過ぎません。

そのカウント時の条件を可能な限り整えることで、より正確なレンジを探ることができ、釣果に大きくつながると考えています。

さらに、カウント中に「ジグはどのような抵抗を受けながら沈んでいくのか」「周囲の状況は前回のキャスト時と同じであるか」などを考えることで、よりアジングが楽しくなると思います。

ただの目安としてのカウントではなく、アジングをより楽しむためのカウントに変化させてみませんか?

さらにアジングが楽しくなること間違いなしです!

ゾハラ
ゾハラ
アジング戦争に巻き込まれちゃった人
管理人のゾハラです。
普段は看護師として働いています。

日々の忙しい仕事の傍ら、深夜はフィールドへ繰り出し、アジングの奥深さにどっぷりハマっています。

当ブログでは、アジングに関する情報や私なりの理論・考え方を等身大で発信していきます。
特に「これからアジングを始めたい!」「なかなか一匹が釣れない…」という初心者の皆様が、最初の1匹に出会えるようなサポートを全力でしていきます。

ベテランの方々には「こういう考えもあるんだ!」と少しでも参考になればと思います。

また、釣りYouTubeチャンネル「tdbrsチャンネル」にも出演しています。動画では伝えきれない細かいコツや裏話もこちらで書いていくので、ぜひチェックしてください!
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