カウントは「正確な1秒」じゃなくていい?アジングにおけるカウントとその役割
アジングで最も重要と言われる「レンジの攻略」。
よく「カウント10でアタリがあった」、「今度はカウント15にレンジが変わった」なんて耳にしますが、そのカウントは時計のように正確な秒数でしょうか?
答えは「人によってカウントの秒数は違う」です。
このことについては、有名アジンガーの方々も同意見を述べています。
もちろん私も同じ意見です。
結論が出たのでカウントについては以上になります!
・・・というのは冗談で
今回は、釣果に直結する「カウント」について、私なりの考えとレンジの探し方について解説します。
なぜアジングは「カウント」が大切なのか
アジングとはルアーでアジを釣ることを言いますが、もう少し突き詰めると「アジのいるレンジを探すゲーム」と言い換えられます。
よくイワシは表層、サバは中層、アジはボトムと言われています。
しかし、ナイトゲームにおけるアジは、状況によっては表層にいたり、ボトムにいたりとその時によってレンジが違います。
そして餌釣りと違って、撒き餌を使わないルアー釣りにおいては「アジを寄せる」のではなく「アジに合わせる」ことが必要となります。
例えば、目の前の水深5メートルにアジの群れがいるとします。
キャストして探り始めるときに、水深1メートルと水深4メートルで開始する場合、どちらがアジを釣りやすいでしょうか?
なるべくアジの群れに近いレンジで探れた方が、効率よくアジを釣ることができます。
そこで必要となるのが「カウント」です。
キャストした後にカウントを取りながらジグヘッドを沈めていくことで、任意のレンジから探り始めることができます。
釣れた場合は、もう一度同じカウントで探ることで再度釣ることができます。
- 効率化:カウントを取ることで効率よくアジを探す
- 再現性:釣れたカウントを探ることでもう一度釣る
この2点のためにカウントは必要となりますが、他に仲間との情報共有のためにも使えたりもします。
そんなアジングをするうえで大切なカウントですが、意外と多くの初心者が「正確に秒数を測らなきゃ!」と感じてしまいます。
*ちなみに私はストップウォッチを使ってカウントの練習をしたことがあります(笑)
カウントは一定のリズムであればいい
冒頭でも述べましたが、カウントは「自分の中での基準」となればOKです。
とは言っても、毎回のカウントのリズムがズレていては意味がありません。同じ10カウントでも1投目が実質8秒、2投目が実質12秒では探るレンジが全く違いますからね。
逆に早口のカウントだったとしても、そのリズムが一定であれば、実質5秒でも実質10秒でも問題ありません。
なので変に気を遣わず、無意識でカウントできるようになると思ったよりも正確なカウントになると思います。
まずは表層から「5カウント刻み」で探していく
実際にアジを探す時に表層から探す人とボトムから探す人がいます。
私が出会ってきた方々も表層派とボトム派がそれぞれいました。その場所の特性や経験をもとにボトムから探した方が効率がいい場合もあると思います。
しかし、初心者の方やその場所のことがあまり詳しくない場合は、まずは表層から5カウント刻みに探していくことをオススメします。
このことは、アジングの基本みたいな感じでよく言われていることなので、みなさんもよく聞くと思います。
実際に夜のアジは常夜灯に集まったプランクトンを捕食していることが多いです。そのため、プランクトンの集まりやすい中層から上にアジが溜まっていることが多くなります。
確率の高い方から探していく。その方が効率がいいので私は表層から探していく方がいいと考えています。
一般的に言われているカウントとレンジのイメージを下の表にまとめてみました。
| カウント | 狙うレンジ | 備考 |
| 0~5 | 表層 | 高活性なアジや豆アジいることが多い。 |
| 10~15 | 中層 | 豆アジからレギュラー、良型まで様々なサイズがいる。 |
| 20~30 | ボトム付近 | 良型や日中のアジが潜んでいる。 |
まずは5カウントずつ探していき、反応があったところを重点的に攻める。これを繰り返すことで闇雲に投げるよりも効率よくアジに出会えると思います。
カウントをズラさないためのコツ
自分のカウントのリズムが一定でも、カウントの始終の条件が違っていてはズレが発生してしまいます。
その条件をそろえるために以下の2点を意識してみて下さい。
①着水と同時にカウント開始
②糸ふけを取り、ラインが張ったところでカウント終了
特に②が大事で、カウントをやめても糸ふけがあればジグヘッドはどんどん沈んで行ってしまいます。
カウントでの情報共有
仲間とアジングをしているときに、「カウント10でアタった」などの情報共有をすることがあると思います。
その人と何度も一緒にアジングをしている場合は、何となく自分のカウントに変換して落とし込むことができます。
私はtdbrsチャンネルのジュリさんとアジングをすることが多く、何カウントで反応があったかの情報共有はよくあります。

0.8gで10で当たりましたよ!

(ジュリさんが10なら自分だと12くらいかな?)
了解です!
しかし、初めて会う人とはこんなに上手く情報共有はできないと思います。
なので私は、初めて会った人に情報を教えていただいた際には、そのカウントの前後5カウント以内を重点的に探るようにしています。使っているジグヘッドの重さでもカウントが変わりますからね。
10カウントと教えてもらえたなら、5~15カウントといったように。
また、可能でしたらその人にジグヘッドの重さも教えてもらう。その人のキャストを観察して、自分で実際にカウントしてみるのもいいと思います。
*その際は、あまりジロジロ見て不快な思いをさせないように注意してください。
実際に私がカウントしてみました
最後に久しぶりにスマホのストップウォッチ機能を使って、自分のカウントと実際の秒数にどれくらいの差があるかを試してみました。
カウント数はホームでよく使う10カウントとたまに使う15カウント。ラップ機能を使って3回連続で測定してみました。
結果は・・・


10カウントは10秒前後、15カウントは3回とも15秒よりも短い結果となりました。私の場合は、カウント数が多くなるほど実際の秒数よりも早くカウントする傾向があるみたいです。
そして大事なカウントのリズムについては、極端なズレは見られなかったと感じました。
*ちなみに私は音楽系が得意ではなく、リズムゲームなども苦手な方です。アジングだけリズムが取れるみたいです(笑)
ぜひ、みなさんもスマホのストップウォッチ機能でカウントをしてみて下さい。特に仲間内でやってみると、情報共有の際の参考になるかもしれません!
まとめ
今回はアジングにおいて大切な「カウント」についてご紹介しました。
- カウントはその人の一定のリズムで
- 着水と同時にカウント開始
- ラインが張ったところでカウント終了
- 表層から「5カウント刻み」で探していく
- カウントの情報をもらった際は、前後のカウントも合わせて探る
これらを意識してアジングをしてみると、今までよりも効率よくアジを探せるかもしれません。
そして、仲間との情報共有もスムーズにいくと、さらに効率よくアジを釣ることができて、アジングの楽しさが一気に加速しますよ!
